離婚

昨日仕事から帰ると家はものけの空でした。
呆然とした中で妻に電話をしても出ませんでした。
妻の実家へ向かっている途中で向こうから妻が一人でこちらに向かって歩いていました。
話をするために自宅に戻りましたが妻は玄関までで「ここでいい。」と一言。
妻は「やっぱり一緒にやっていけない。」と私に告げました。
話の内容は今は私も内容を完全に覚えているわけではありませんが以下のような感じだったと思います。

  • 過去五年間の思いがこべりついて離れない。
  • 生活習慣等を変えて変わってくれているのは分かるけど根本的に変わってない。
  • この家でお風呂に入るのもイヤだった。
  • なんとかかんとか(何か医学専門用語)で体調を崩した。

等だったと思います。
これ以外に一昨日の夜、仕事から帰って私がご飯を食べているときに子供たちがケンカを始めてしまいました。
きっかけは些細なことで上の子が飲んでいたお茶を下の子が取ったのです。
上の子は下の子の腕のあたりを平手で叩きました。
それを見ていた私はやんわりとなだめる口調で「叩いたらダメだよ。」と云った感じのことを上の子に言いました。
しかし妻にはその対応が気に入らなかったらしく「叩いたらしっかり怒って。」と私に叱りつけました。
私はまだ妻との対応に戸惑いを感じていたので上の子を先ほどより強い口調で叱りつけてしまいした。
確かに叩いたことは良くないことですが上の子はお茶を取られていると云う事実があるのでただ怒ってしまうと上の子は「お茶を取られたのになんで私だけが怒られるの」と感じるだろうとの思いから最初の軽い口調の叱り方になってしまいました。
実際強い口調で怒った後の上の子の反応は上記に書いたような反応をしていたと思います。
少し話がそれてしまいましたがこのことが妻がやっぱり一緒にやっていけないと感じた大きな出来事だったようです。


話し合い(?)の最後に妻は「離婚してください。」とお辞儀をしました。
私はもう何も言葉を発せ無くなり、体の力が抜けて行くのを感じました。
妻が玄関のドアを閉めた後、私はそのままその場で座り込みました。
大きな音がしたので妻は一応戻って様子を見て「大丈夫か?」との問いに私は「大丈夫」と云ったか頷いたかハッキリ覚えてませんが反応していたと思います。
妻は再度玄関のドアを閉め行ってしまいました。
私は完全に力が抜け、体中が痺れた状態になるのを感じてそのまま倒れてしまいました。
倒れては居ましたが意識はありました。しかし体中が痺れて動けませんでした。
しばらくすると妻の父の声がして「大丈夫か?」と問いかけていました。
私は力無い声で「大丈夫です。すいません。」と答えていたと思います。
妻もいたようで救急車が呼ばれ私はそのまま病院に運ばれました。
私は心の中で「もうこのままほっといてくれ。」と叫んでいたように感じます。
全身の力が抜けていましたが周りの声はある程度聞こえていました。
救急車の付き添いは妻だったと思いますが恐らく仕方なしに乗ったのでしょう。
病院に何か処置(注射とか点滴とか)が一通り終わりベッドの上でボーっとしているとしばらくして私の父と母が来ました。
もうそのときには妻は居なかったようです。
私はそのまま入院となりましたが、一晩で退院し、今この日記を書いています。
かなりの長文・乱文で申し訳ありません。
ひとまず今はここで切らせて貰います。