罪

昨日は、下の子とだけ遊ぶことができました。（下の子は１歳１０ヶ月です）
子供を妻の実家に迎えに行ったとき、上の子も玄関先まで出てきていたのですが
上の子は「お父さん」と言って、まさに飛びついて来てくれました。
私は、上の子と下の子をギュッと抱きしめ、この子たちは私のことを嫌ってる訳ではないと思うと同時に本当に申し訳ない思いでいっぱいでした。
一番の犠牲者はなんと云ってもこの何の罪もない子供たちですから。
妻は、洗濯物を干しているか取り込んでいるかしているようで全く顔を合わすことはありませんでした。
上の子は見た目には元気そのものでしたがまだ熱が続いていたようなので
お土産を買って帰る約束して、下の子と出かけることになりました。


午前中は、近くの運動公園までお茶と三輪車を持って（三輪車は下の子を乗せて押していったのですが）出かけました。
最初は公園内を走り回って動きのある遊びをしようと思っていたのですが、ちょっと私が逃げてみたり、追いかけようとしても下の子は走り回ろうとはしませんでした。
三輪車を後ろから押したり、細いブロックのようなモノの上に立って綱渡りのように歩いたり（分かり難い表現ですいません）、その程度のことしかしませんでした。
お昼前になり、家に戻り、私はそのまま車で出かけようとしたのですが下の子は、家の玄関の方を指さして、家の中で遊ぶことを訴えていました。
お腹も空いていたのですが、子供の思うようにしてやろうと思い、しばらく家で遊ぶことにしました。
ぬいぐるみを抱っこしたり、押し車で遊んだりしていましたが、中でも私の印象に残っているのは、クレヨンを見つけてお絵かきを始めたのですが、下の子は、自分の手の平より少し大きめのカードのようなもの（免許証ぐらいの大きさ）の裏側にカードを手に持ってちまちまとクレヨンを走らせる程度でした。
私が大きな落書き帳を出してきて、「ここに大きく書いていいよ。」と言っても言ったときは、「おっきく」と言いながらクレヨンを走らせるのですが、またすぐに手に持っているカードにクレヨンを戻してしまいました。
私は何回か落書き帳に書くように勧めていたのですがすぐにカードの方に戻ってしまっていました。
落書き帳に書いていたとき、一度落書き帳からクレヨンがはみ出てテーブルにクレヨンがほんの少しだけ付いてしまった時があり、私自身は何も気にせずやり過ごそうと思っていたのですが、下の子が咄嗟に「ごめん。」と言ったことにショックを受けました。
私自身、上の子が今の下の子ぐらいのとき、いつも「ダメ」とか言って、細かなことに対して注意していたのですが、一度それを妻に指摘されてからは、「ダメ」などは、言わないように気を付けていたつもりでした。
しかし私自身知らないうちに下の子にも注意していたのかもしれません。


だいぶお腹も減ってきたので、昼食を食べに出かけようと下の子を誘ったのですが、もっと家で遊んでいたいらしく、「イヤ」と言われました。
「車でお出かけしようか？」とか「車でお歌聞こうか？」などと言って、何とか下の子を誘い出し、ようやく昼食を取りに出かけることができました。
昼食後の車の移動中に下の子はお昼寝をしました。
家に戻ってからも１５時ぐらいまでたっぷりとお昼寝でした。
私はその間、うちわで下の子を扇ぎながら本を読んだりしていました。
下の子は機嫌良く目覚めると再び家にあるおもちゃで遊び始めました。
妻に朝のメールで「１６時までには絶対に送ってきてください。」と言われていたので１６時前には、「お母さんとこ戻ろうか？」と下の子を誘い出し、妻の実家まで送りました。
そのときも上の子は玄関まで出てきてくれたのですが、妻は奥の部屋から顔を出すこともありませんでした。
下の子の靴を脱がしていると下の子は「バイバイ」と私に向かって手を振りました。
私は一瞬かたまってしまいました。この子は私がこのまま家に帰ってしまうことを知っているんだなぁと。
家に帰ってきて、私は思わず涙を流してしまいました。
あの子たちは今の状況をどう思っているんだろう。何を感じているんだろう。


胸の中でモヤモヤしたモノが渦巻き、家に居てても張り裂けそうなのでとりあえず出かけました。
しかしどうしてもモヤモヤが取れませんでした。
他のことをして気を紛らわす為に先日から始めたサイトの更新もしましたが思うようにできませんでした。


長文なうえに、読みにくい文章ですいません。
私自身まだ昨日の困難からまだ気持ちが落ち着いていません。