北方とモンゴル
先日はこれ↓を読み終えました。
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1989/06/10
- メディア: 文庫
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氏が、「坂の上の雲」や「菜の花の沖」を書き終えた後にロシアについて感じた事などが綴られています。
このエッセイが書かれた当時はまだ“ソ連”が存在しています。
懐かしい響きです。。。
ちょいと調べてみたら1991年に連邦は解消されていますね。
って、ことは、今20歳ぐらいの人たちは「ソビエト連邦?なにそれ?」って感じなのでしょうか?
いや、学校の社会の授業かなんかで習っているかと思われますが・・・
エッセイの内容の中心となっているのは、シベリア地方に関するくだりが多く、
北方領土とモンゴルの関連性について氏は力を込めて書かれています。
お恥ずかしながら、「日本と北方領土」の関係と「中国とモンゴル」の関係が密接に絡んでいることを初めて知りました(^^;
現在もなお続く根の深い問題であることを認識するのは大切なことであると改めて感じています。