後退

♪あんたがたどこさ、肥後さ、肥後どこさ、熊本さ・・・♪
時折そんな歌が脳内にこだましながら呼んでいたのがこちら↓

新装版 翔ぶが如く (9) (文春文庫)

新装版 翔ぶが如く (9) (文春文庫)

薩軍が熊本城に籠城する熊本鎮台を包囲しつつ、
熊本城西北区域で政府軍と薩軍の交戦が幾度となく繰り返され、
時間経過と共に政府軍は、どんどん兵を増員。
個々の兵士の能力としては、薩軍が明らかに上回っているが兵器の能力と数の力で押し切る政府軍。


薩軍は、熊本からの撤退を余儀なくされる。


この頃から、西郷隆盛桐野利秋の関係が微妙なことになっていると著書は云う。
西郷は桐野を疎ましく思い、避けている風であり、桐野もそれを察して西郷に近づかない。


政府軍の各小隊の隊長格等を見てみると、後の日露戦争で旅団を率いる人物がほとんど顔を表す。


いよいよ最終巻突入!