ちょいと時間がかかりましたが今回読み終えたのはこちら↓

空海の風景〈上〉 (中公文庫)

空海の風景〈上〉 (中公文庫)

所謂、弘法大師さんです。
恥ずかしながら私は、空海と云う僧と弘法大師さんは、結びついていませんでした(^^;
更に、最澄と云う僧と同時代の人だったと云うことも知らなかった・・・
遣唐使の留学僧として、同次に渡唐したそうです。


私自身仏教に関する知識が乏しく、多々ある流派のそれぞれの違いがほとんど分かりません(^^;;
読んでても頭の中がなかば、パニックになりながら読んでます。


小説というていを成していますが、小説というよりも司馬氏の「空海に関する考察」と云った感が色濃く感じられます。
ま、それは、司馬氏らしさでもありますが。


ま、難しいことは、こちらに譲ります。

今日の一文

もともと権力というのは、権力の維持のために、国家の名をかりておこなう私的行為が多い。

翔ぶが如く 四」