革命
先日読み終えました↓
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1975/01/25
- メディア: 文庫
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が、あえなく拒否され、国禁を犯したことで自首し、投獄される。
しばらくは、謹慎と云う形で長州萩に戻り、松下村塾で講義を開く。
久坂玄瑞や高杉晋作がこの私塾の門下生であるのはあまりにも有名。
この辺りから物語の中心は高杉晋作に移っていく。
高杉晋作。
この小説で語られる人物は私がイメージしていた人とはちょっと違った。
かなりの「お坊ちゃん」だったらしい。
そんな坊ちゃんが、久坂の仲介で松陰の門下に入り、松陰の思想に触れ、俄に目覚め始める。
安政の大獄で松陰刑死後、どんどん過激になっていく松下村塾門下生。
そんなさなか、藩の命で晋作は上海に渡り、清の過酷な状態を目の当たりにする。
攘夷の思いをますます強め、革命をお起こさんと決意する。