革命

先日読み終えました↓

黒船に乗り込み、米国へ渡ろうと画策する松陰。
が、あえなく拒否され、国禁を犯したことで自首し、投獄される。


しばらくは、謹慎と云う形で長州萩に戻り、松下村塾で講義を開く。
久坂玄瑞高杉晋作がこの私塾の門下生であるのはあまりにも有名。


この辺りから物語の中心は高杉晋作に移っていく。


高杉晋作
この小説で語られる人物は私がイメージしていた人とはちょっと違った。
かなりの「お坊ちゃん」だったらしい。


そんな坊ちゃんが、久坂の仲介で松陰の門下に入り、松陰の思想に触れ、俄に目覚め始める。
安政の大獄で松陰刑死後、どんどん過激になっていく松下村塾門下生。
そんなさなか、藩の命で晋作は上海に渡り、清の過酷な状態を目の当たりにする。
攘夷の思いをますます強め、革命をお起こさんと決意する。